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蒸しデミー

今日はアカデミーヒルズセミナーに行ってきた。
講師は佐野忠克弁護士でモデレーターは伊藤元重東京大学大学院経済学研究科教授。ちなみに佐野氏は前経済産業審議官。簡単に言うと官僚のNo.2。
演題は『情報技術がもたらすグローバリゼーション ~ 国際経済を読む』

講演の内容はこれまでの日本の通商政策・産業政策と、日本社会・国際社会の変容、情報化による社会構造の変化といったもの。時代の変化に伴う国内での構造変化と国際的な枠組みの成長、人・モノの流れとエネルギー利用について非常に興味深く聞けた。
アメリカが受け入れた留学生が落とす金額は約70億ドルだとか。

産業構造の変化により、国際的な枠組みも先進地域ではFTAという物の流通を扱うものからEPAというサービスや投資の自由化に向かっている。
ここでおもしろい話を聞いたのだが、佐野氏はEPAにおいて医療の提供を夢見ていたらしい。どういうことかというと、日本の医療技術を国を超えて提供するということ。簡単にいうと(実際は違うんだけど)臓器移植をしにアメリカに行くようなもん。

確かに日本は医療先進国として高い技術を持ってはいるんだけど、それを提供するのはあくまで海外協力の場であり、サービスとして提供しようとしてはいないようだ。
元々日本では医者弁護士教師は仕事をサービスとして見ない傾向が強い。さらに医療をほぼ完全に社会保障の一部とし、国が管理している現在の制度の中で医療サービスを貿易することは難しいだろう。
俺は医療への株式会社参入は反対だけど、ただ財政危機から財政主導での医療費抑制がなされるのなら、ある程度医療をサービスとして市場論理を取り入れた方がいいのかもしれない。
俺が反対する理由の一つに医療分野への法制度不足があるからもちろんそこはなんとかしてもらいたいけど。
持続可能な社会保障制度ということを考えると現在の財政状況とを見ると、いいかげん社会保障制度の大きな改革が必要だと思うので、そこに単なる市場原理の導入、つまり民間財の導入ということだけでなく、海外の財をも取り入れることを考えるのも考えるべきなのかもしれないと思った。

講演だとかセミナーだとか、できるだけ行ってんだけど、時々こういうヒントを得ることができるからうれしい。
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プロフィール

udnkui

Author:udnkui
香川県出身。
京大大学院の博士院生。医科歯科卒。jazz好き。神社巡り好き。独学での法律、政治、経済、経営等社会科学の基礎知識と国会議員、外資投資銀行(米・英・欧)、学際系研究室などでのインターン経験があります。
興味事項:社会、科学、自然、芸術
日々精進してます。

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