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和邇と龍神

今日はまた西方面に遠征し、神社巡りしてきた。
これで武蔵国の延喜式内社を論社もまとめてすべて参拝してしまった。

http://maps.google.co.jp/maps/ms?hl=ja&ie=UTF8&msa=0&msid=103357990143477012256.000446cbf071cf6a6f38b&z=9
(google mapで作った神社の地図)

※ これから時々mapをリンクさせることがあると思うけど、青色が目標地点で赤色が目標達成地点、緑色がランドマークなんでヨロツク。

さて、今日で春休みは終わりだ。
自分的には42点。
春休みが始まる前に立てた目標をすべて達成することができなかった。
神社巡りは目標達成。jazz研も目標達成。ただしだいたいの目標は達成したもののお勉強の方はとある本を60ページばかり読み残してしまった。
すべての目標を達成して50点。なぜならば本当に充実した日々を送れば当初見えていたものよりもより多くのものが見えてくるはずだから。
今回は見えるだろうな、と予想していたものしか見えていない。
でも、最近また勉強欲がムクムクとこみあがってきたのでこれからがんばりたいと思う。



これだけで終わったらせっかく手をつけた日記が勿体ないので今回帰省したのを絡めて少し書こうかと。
香川県という土地は海と水に絡んだ歴史をもっていて、探ると非常に面白い土地なんです。



現在ケンタッキーフライドチキンのCMで流れている曲の元ネタはご存知だろうか。といっても香川人以外にわかるとは思っていない。

答えは「金毘羅船々」で香川県の民謡である。聞きたければググってください。

この金毘羅とは香川県琴平町にある金刀比羅宮(ことひらぐう)のことだ。
金刀比羅宮という名の神社は全国に有り、その総本社が香川県にある金刀比羅宮である。海の守り神として知られている。

この金毘羅とは薬師如来の十二神将の筆頭である宮比羅大将のことを指し、この宮比羅大将はサンスクリット語でクンピーラといい、元々はインドのガンジス川に棲む鰐(わに)が神格化されてヒンドゥー教の神だったという。鰐は日本神話においても海神や竜神と関係の深い神であったので海の守り神として崇敬を集めたとされる。

金刀比羅宮の由緒には古来より琴平神社があったとする説と、松尾寺のご本尊釈迦如来の守護神として祀られていた金比羅が神仏混交により神格化したという説の2つがある。個人的には金毘羅の名の由来や金刀比羅宮のある山の象頭山(典型的な仏教の地名)という名が定着していることなど考えると後者のような気がしてしまう。



ところで、鰐と書いたが、インドでいうワニ(鰐)と日本神話におけるワニ(和邇)は別のものを指すというのが通説となっている。鮫とするのが有力らしい。
日本神話において有名な和邇は「因幡の白兎」の話で白兎に騙され白兎の皮を剥いだとされる悪魚としての和邇と、「山幸彦と海幸彦」の話で主人公山幸彦と結婚することになる豊玉比売(トヨタマヒメ)の正体としての和邇だ。

香川県にはこの「山幸彦と海幸彦」の話にまつわるとされる場所がある。

ここで超簡単なあらすじ。
山幸彦は海幸彦から借りた釣り針を無くし、それを探すために龍宮城へ行く。そこで海神・豊玉彦とその娘のうち姉の豊玉姫と妹の玉依姫に出会い、豊玉姫と結婚する。山幸彦が海幸彦を従えた後、豊玉姫は子を産むために山幸彦に会いに来たが、産屋を建て終わらないうちに産気づいてしまった。豊玉姫は山幸彦に絶対に中を見ないように言って産屋にこもるが、お約束のごとく山幸彦が中を見ると、そこには八尋和邇の姿があった。姿を見られた豊玉姫は海と陸との道を閉じ海へ帰っていった。


ここで香川県の地図を。
http://maps.google.co.jp/maps/ms?hl=ja&ie=UTF8&msa=0&msid=103357990143477012256.000448f848b7e9a8f21c5&ll=34.284161,133.975959&spn=0.50493,0.915985&z=10

縦に3つならんでいる緑色の印がおわかりだろうか。
北から順に豊島(てしま)・男木島(おぎじま)・女木島(めぎじま)といい、その西に並んでいる島を大槌島と小槌島という。


これらの島にはこの物語に関わる神社や島の名前も含めた地名・伝説などが多数残されているそうだ。
豊島は豊玉彦を祀る「豊玉神社」、男木島には山幸彦を祀る「加茂神社」と豊玉姫を祀る「豊玉姫神社」、女木島には玉依姫を祀る「豊玉依姫神社」と玉依姫が乗っていた和邇を祀る「荒多神社」がある。島の地名にもこの物語にまつわる地名が多く残っている。また、この荒多神社のご神体は海中にある石であり、この石は和邇が戻ってこない玉依姫を待ち続けて石になってしまったものとされる。

豊玉姫神社の鳥居は西を向いており、そこから瀬戸内海を眺めると大槌島と小槌島が見える。このあたりは槌ノ戸といわれ、山幸彦が釣針を探しているときに塩椎神(しおつちのかみ)が現れたところとされる。さらにこの二島の間に龍宮城があるとされ、その入り口は亀水の淵にあるとされる。

関係する土地はここだけでなく、屋島のそばから流れる新川にそって豊玉姫が遡上てきたという地に豊玉姫を祭神とする和爾賀波(わにかわ)神社・鰐河(わにかわ)神社という2つの神社がある。2社とも延喜式内社和尓賀波(わにかわ)神社の論社である。




で、山幸彦と海幸彦にまつわる話は以上だが、実はこの龍宮城があったという場所についてもう一つ伝説がある。

けど長くなったので2回に分けようかと思う。

なんでそろそろ寝る。
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なるほどです

ちょくちょく拝見しています。継続してアップ凄いですね。僕も努力しないと・・・。ここのところ寒いので風邪などに気をつけて下さい。またよらせて頂きます。
プロフィール

udnkui

Author:udnkui
香川県出身。
京大大学院の博士院生。医科歯科卒。jazz好き。神社巡り好き。独学での法律、政治、経済、経営等社会科学の基礎知識と国会議員、外資投資銀行(米・英・欧)、学際系研究室などでのインターン経験があります。
興味事項:社会、科学、自然、芸術
日々精進してます。

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