スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

危なっかし医

ノートパソコンを使えないせいで、勉強は全くノータッチで毎日のんびり好きなよーに過ごしてます。

そんで暇なんでいろいろmixiのコミュニティとか見てみると、まぁ世の中いろんな人がいるもんです。

とりあえず心境に変化を与えたのは歯学部コミュ。
そこに「夢および野望」というコミュニティがあるんだけど、なんかそれみてると、歯科医療を良くするとか、歯科の役割を主張するとかのために頑張るのが馬鹿らしくなってきたりします。

「歯医者になること自体に興味はない」とか「免許とれたら学会には絶対行かない」とか、とりあえず大部分の人はデフォルトで儲けることが野望に含まれているらしく、歯科医療以外のところで俗に言うセレブな生活を夢見ている方が多い。
そりゃそこに書いてる人個人について俺は何も知らないわけだし、儲けたいと思うことが直接悪いとは思わない。俺だってお金は欲しい。
でも書き込みを読んでると、書いた人達は本当に自分のことしか考えていないような気がして恐ろしい。

医療は政府により免許や保険で保護されてる。
なぜかというと、医療の質の低下は直接的にも間接的にも国民に不利益をもたらすから。
そのために免許制度をつくり、一定の人に医療の一部である「歯科医療」が任されている。その人達に望まれることは「国民の歯科保健の向上」に寄与することだと思う。
儲け重視がなぜ危なっかしいのかというと、医療行為の構造のためだと思う。
(広い意味で)医者は患者の身体をあずかり、その身体を操作することによって報酬を得ている。特に歯科医療の場合はより侵襲的な外科治療が中心であり、誤った治療は身体に害を及ぼすことに結びつきやすい。
さらに医療では医者患者間に「情報の非対称」が存在する。
どういうことかというと、普段の生活において自分に害を与えそうなものに対しては「常識」が働き、害を未然に防ぐことができる。
しかし医療においては患者にはその常識がない。それは専門的知識において歯科医師優越状態にあるということ。
だから医師に最もらしいことを言われれば、患者は医者を信じ、お金を払い、体をあずけてしまう。

もし、医者が儲けようと思い、患者より自分を優先してしまったらそれこそ悲惨。無駄な治療、間違った治療、治療とはいえない治療が発生することになる。それは患者の生を傷つけている。医の倫理が重いのはそれが生の重さ、命の重さと同等だからだ。
現実には治療にきた患者を恫喝する歯医者や、根拠の全くない高価な治療法を行う歯医者、説明もせず同意もなく勝手に削る歯医者などはざらにいる。
そういう歯医者にかぎり、大きく儲けて自分のことを成功者と自負していたりする。


そういう人間や、そういう人間になる危険性をもった予備軍を見ると、'本当に'自分のやる気を削がれる。
そういう人間がはびこる社会だからこそ、ここに飛び込んできたんだけど、でもやっぱりそういう人間のために自分を犠牲にする困難な道より自分に現実的に利益をもたらす楽な道もあるわけだから困難な道を放棄したくなる時もある。
そこにあるのは自己の尊厳による合理性。困難の中で自分の能力を生かすことが自分を活かし、自分を活かすことは結果的に最も満足に生きることに繋がるだろうという究極の合理判断。
だけどそれは究極だからこそ危なっかしい。
現実のもっとわかりやすい欲はいっぱいある。それに対する誘惑も常にある。だからこそ気力がいる。気力を削がれるのは俺にとって俺の進路にとって死活問題だ。

矛盾してるな。
気力を削がれる方向を望みつつそれを否定しようとしている。


あ~、爆発だ。
書ききれなくなったから終わり。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

udnkui

Author:udnkui
香川県出身。
京大大学院の博士院生。医科歯科卒。jazz好き。神社巡り好き。独学での法律、政治、経済、経営等社会科学の基礎知識と国会議員、外資投資銀行(米・英・欧)、学際系研究室などでのインターン経験があります。
興味事項:社会、科学、自然、芸術
日々精進してます。

注意事項


Twitter
カテゴリー
月別アーカイブ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索
RSSフィード
リンク
QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。