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歯科医療を変えるために 1

政治学関連のその4みたいなもんです。
自分の進路の根本部分での最終的な考察になるかもしれない。

自分の目標は「日本の歯科医療を変えるための大きな力になること」。
考えられる方法は大まかに2つ。
・現在の枠組みを変えることで間接的に現状に働きかける。
・枠組みは変えずに直接現状に働きかける。

ここでちょっと歯科の現状の問題点を考えてみる。

?歯科医師過剰
過当競争に陥るということもあるし、臨床に従事する歯科医師の大半が開業することから、十分な技術の研鑽を積む前に開業してしまう危険もある。
?保険制度の不適正
保険診療のみで歯科医院を経営することはできないそうです。
点数決定方法が原価計算に基づいたものでないのが原因。
?歯科医師のレベル格差
外科的治療が大部分をしめる歯科において、技術不足の歯科医がいることは致命的
?医科-歯科の連携不足
学問的には歯学は医学に内包されるはずだけど、根拠法律も違えば養成過程も違う。救急医療や全身疾患との関わりなどで問題点も多い
?情報不足による歯科難民の発生
圧倒的に情報が少ないため、インターネットや書籍を中心に信用度の薄い情報にふりまわされる人が多い

大まかにこんなとこかな。
これが主眼点じゃないのであまり細かくは検討してません。

とこれを見てみると公的な枠組みを使わずに働きかけることができるのは?くらい。この点を考えたのがNPO法人計画なわけ。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=382068

だけど正直?に働きかけたくらいで目標を達成できる見込みはすくないだろう。ってことは枠組みに働きかけられるようにならなければいけない。

枠組みとは何かというと、現在の法律と政策だろう。
通常法律=政策だから、枠組みを変えることとは法律(政策)を変えるということで、法律(政策)を変えるということは新たな法律(政策)をつくるということ。
つまり法律形成過程にコミットできるようになれば良いよいうこと。


では法律形成過程に加わるにはどうすればよいか。
現在、日本で成立する法律のうち8~9割は内閣提出法案。
それらはまず各省庁の審議会等で素案が出され、関連省庁との折衝や自民党政務調査会審議会との折衝、内閣法制局審査を経た後、国会対策委員会の野党との折衝や事務次官会議などを経て閣議決定がなされて国会にだされる。
(略図)
       省庁での素案
自民党政務調査会→↓←関連省庁との折衝
             ↓←内閣法制局審査
        自民党←→
     総務会→↓  ↓←事務次官会議
      国対→↓ 閣議決定
          ↓  ↓
           国会

素案を作る段階である審議会は官僚の影響力を抑えるために外部の専門家などが参加するものだが、現実では事務局の決めた筋書き通りにすすむようになっているらしい。
また、この説明や図に表れてはいないけど、自民党という部分にも官僚という部分にも業界団体という圧力要素もある。もっとも歯科の場合、官僚への影響力は高くはないけど。さらに自民党内でもこれまで日記に書いてたように複雑に利害が絡み合う構造がある。

国?云々の話は厚労省の官僚になることによってこの法律(政策)立案の過程に加われると思ったから。
http://udnkui.blog50.fc2.com/blog-entry-407.html
http://udnkui.blog50.fc2.com/blog-entry-385.html
ところが歯科の場合、技官制度やポスト配置、医科-歯科の関係などから、例え官僚になれたとしても有効に働けない可能性が高いことがわかった。
http://udnkui.blog50.fc2.com/blog-entry-353.html
すると残りは業界団体である歯科医師会か国会議員ということになる。
歯科医師会は制度上、不透明な部分や学閥など古い体質の多い組織であり、そこで十分に働けるとは現時点では思えない。そもそも開業歯科医の利益第一なのは根本的に自分の考えと違う。

すると残るは国会議員。
これも自分の努力だけではどうしようもないことなので単純に目標にすることはできない。けど検討してみる。

現在成立する法案はほぼ自民党案。
だけどこれまでの日記に書いたように、自民党の組織性質上、現行の制度の問題点を指摘し、変えることは難しいように思う。
民主党はどうかというと問題点を指摘することはできるが、政策を作ることはできない。
あと国会議員になりたいと思った時、自民党より民主党の方が公募に積極的である。

ちなみに歯科のことを真剣に考えている国会議員が民主党にいます。その議員の活躍から日歯の臼田元会長が民主支持もありえると発言し、その発言が橋本元首相を怒らせて、歯科の利益を守るためには関係を修復しなければならないから一億円献金事件がおこった、という流れがあります。

なかなか難しい。最も今はそんなことを考える段階では全くないのだけれども。

長くなったのでひとまず終わり。
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プロフィール

udnkui

Author:udnkui
香川県出身。
京大大学院の博士院生。医科歯科卒。jazz好き。神社巡り好き。独学での法律、政治、経済、経営等社会科学の基礎知識と国会議員、外資投資銀行(米・英・欧)、学際系研究室などでのインターン経験があります。
興味事項:社会、科学、自然、芸術
日々精進してます。

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