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Middle East

ハマス勝利らしいね。
すこし中東問題をまとめ。

もともと中東問題は第一次世界大戦後のイギリスの二枚舌外交が原因。
大戦でパレスチナ地方を占領下においたイギリスは書簡でアラブ民族には独立を、ユダヤ人にはユダヤ人の国家を建設することを約束しました。
この約束はイギリスの国家戦略としてアラブ地域において民族の協力を得ることとユダヤ人の資金力を得ることを目的にしたものだといわれています。

そしてアラブ民族にはパレスチナの独立の前にヨルダンが建国され、ユダヤ人には約束が果たされないまま第二次大戦が始まります。そこでナチスドイツを始め、世界各地で国を持たないために迫害されていたユダヤ人はイギリスとの約束を信じ、パキスタン地方に集まってきます。そこで資金力のあるユダヤ人は次々と地上げ屋ばりに土地を買い取っていきます。うろ覚えだけどたしかエルサレム地域の3分の2以上を買い取ってたはず。
でそこでやっぱりアラブ人とユダヤ人が衝突しだして、手に負えなくなったイギリスはこの地域を国連に移譲。そして国連はイギリスの約束どおりイスラエルという国をつくって、それを許すことはできないアラブ諸国がイスラエルに攻め込んで(第一次中東戦争)以後泥沼ってわけです。

でなぜエルサレムがそんなに重要かっていうと、まずユダヤ人にとっては2000年前ユダヤ人が国をもっていたころの首都であり、聖地である「嘆きの壁」があり、アラブ人にとってはメッカ、メディナに次ぐ聖地であり岩のドームというモスクがあります。あとキリスト教にとってもキリストが処刑されたゴルゴダの丘があり聖地です。

大昔、各地の主要都市、エジプトやローマ等を結ぶ要所だったからたぶん重なっちゃったんでしょう。


第一次中東戦争があった後も、それぞれ指導者の交代を中心にいろいろとあったけどそこまで覚えてません。ちなみに中東問題については高1の時、政経の授業で課題研究をするときにテーマにしてました。

とりあえず原因はイギリスの二枚舌外交。その結果おこった戦争で両者に武器を売ったのもアメリカを中心とした大国。

宗教の争いによる戦争って本当に悲惨だと思う。
なにしろどっちも間違っていない。そして、お互い宗教を自らの根本哲学にしてるから、宗教が違えばお互いを認め合うことはできない。違いを認めれば、自分達の根本にあり、それに帰依すべき絶対的な宗教の教えの不完全さを認めることになり、その元にある自分達の存在を揺るがしてしまうから。だから両者とも平和を望んでいたとしても相互宗教理解がないかぎりそれを達成することはできない。
もちろん完璧にそこまで単純ではないだろうから交渉というものが存在したんだけど、今後どうなるかはわからない。そもそも交渉に宗教の理解というものが含まれていない。
ハマスはイスラム原理主義の過激派だから、それこそお互いを認める、ということはできないだろう。大国は積極的に介入しようとすれば痛手を負うことを知っているから介入できない。たとえ自分達が原因だとしても。そもそも問題の根本は宗教の対立なんだからそれを力で解決できるはずがない。一番理想的なのはただ指導者が大局的な立場から英断をくだせることだろうと思う。大国は自らの役割をどのようにおくべきなんだろうね。クリントン大統領は大きな役割を果たしたと思うけど、それが成就できなかったところを見るとやはり十分に理解できていなかったんだろうと思う。
成熟した国家の権力機構というものは常に先を見ることはできない。ある意味未熟といえるのが皮肉だね。


あぁ、悲劇の応酬を繰り返す人達に対して果てしなく無力だわ。
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udnkui

Author:udnkui
香川県出身。
京大大学院の博士院生。医科歯科卒。jazz好き。神社巡り好き。独学での法律、政治、経済、経営等社会科学の基礎知識と国会議員、外資投資銀行(米・英・欧)、学際系研究室などでのインターン経験があります。
興味事項:社会、科学、自然、芸術
日々精進してます。

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