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読んで欲しい!!!!!!!




左端:盲腸手術での自己負担金額
中:1病院あたりスタッフ数
右端:OECD加盟国の公共事業費

診療報酬切り下げ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050926-00000001-yom-pol

ありえない。本当にありえない。
なぜありえないと思ったか、その根拠について書きます。


まず日本の医療費について。
国の医療費がその国にとって高いか安いかを見るときにはGDPに対する医療費率が使われている。OECDが毎年発表している各国の医療費比率を見ると
http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/images/1890.gif
日本の値はOECD加盟国の平均値よりも低いことがわかる。

また、国の医療費はその国の老年人口の割合が高くなると多くなることが知れているから、その面から見ると
http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/images/1900.gif
早い高齢化にたいして医療費は高いパフォーマンスを保っていることがわかる。

また盲腸手術を例にとって(左端の図)個別の患者負担の具体例をみてみると日本はかなり低いことがわかる。


次に病院について
日本で医療ミスが増えている要因の一つにスタッフの不足がある。他の国と比較したのが真ん中の図。
病院は危機管理にお金と人をまわしたいが、経営が厳しいために十分にお金をまわせないのが実情。
看護士が1人で2人の患者を手術室に運んでいたことがきっかけで起こった横浜市大付属病院での患者取り違え事件なんかはその典型ではないかと思う。
日本の一般病院のうち赤字経営なのは平成12年度に17.9%、平成14年度には26.2%と年々着実に増えている。公的病院は100円稼ぐのに106円かかってるし、私立病院も平均すれば赤字。

病院にお金がなければ方向性として、スタッフに負担がかかり、患者の待ち時間は長くなり、高度医療が提供できなくなる。


また医療費の増加について。
医療費が増加するのはあたりまえのこと。
その2つの要因に高齢者の増加と医学の進歩がある。
高齢者がより多く医療費を使うから高齢者数が増加すれば医療費も増加する。高齢化スピード世界一の日本ではなおさら。
また、医学の進歩は、より効率を求める方向ではなく、より疾患を克服する方向にあるため、新たな高度医療にはお金がかかる。
お金よりも健康をとるという考えに基づくものだと思う。


>小泉首相は先の衆院選でも、「既得権益にとらわれない改革」の実現を訴えてきた。

これについては賛成だし、先の選挙でも自民党を応援してた人だけど、医療について述べるなら話しは別。
医療が国民と密接に関っていることを考えれば既得権益の中に国民の健康も含まれているってこと!


で、一体日本がどこにお金を使っているかというと公共事業費。
その国際比較をしたのが右端の図。他の国の公共事業費を全部あわせた額よりも多い。公共事業費を欧米並みにし、そのあまった費用を医療費にあてれば問題はすべて解決すると言われているらしい。
もうこれ知ったときは愕然としたよ。

ちなみに公共事業よりも医療の方が経済・雇用効果は高く,一兆円の投資で六兆六千億円の経済効果,七十三万人の雇用効果があるとされ,不況対策には公共事業より有効らしい。



この状況をどう思います?
大丈夫かよ日本!!!!
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プロフィール

udnkui

Author:udnkui
香川県出身。
京大大学院の博士院生。医科歯科卒。jazz好き。神社巡り好き。独学での法律、政治、経済、経営等社会科学の基礎知識と国会議員、外資投資銀行(米・英・欧)、学際系研究室などでのインターン経験があります。
興味事項:社会、科学、自然、芸術
日々精進してます。

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