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都市冷却

前回書いた製薬産業に関する話題と同じようなことが渋澤健氏のblogで取り上げあられてました。
http://alt-talk.cocolog-nifty.com/alternative/2008/05/post_877c.html#more
渋澤 健・・・投資家。米系投資銀行数社を経て独立し現在に至る。渋澤栄一の5代目の孫。

前回考えたことを補強できるような話がでてきててちょっとうれしい。
日本の製薬メーカーがアメリカのメーカーを買収することで日本の業界に関心が集まるというのは余り考えてなかった。
(最近武田がアメリカのミレニアムファーマシューティカルを約8800億円で買収するというでかいディールがあった。他にもポツポツある。)

しかし、アメリカでさえもバイオベンチャーはリスクが高いと思われていることを考えると、そう簡単にお金は集まってこないんだろうなぁ。



そういえば一昨日(水曜日)は山手線を一周しました。

自転車で。


始めは本郷キャンパス内の床屋さんに神輿担ぎのお話を聞きに髪きりにいってたんだけど、いつものくせでアポとらずに行ったら先客がいて、翌日の予約はゲットしたけどそのまま帰るのもアレだったんでチャリブラすることに。
始めは山手線内の北東部をぶらぶらして目立たない神社でも探そうかと思ってたんだけど、大塚あたりでこのまま回ってやるかと思ってしまい、以後それ以上に魅力的な考えが思い浮かばなかったのでそのまま一周しました。

所要時間:3時間50分くらい。
走行距離:45kmくらい。

前回の日記の冒頭で「ストレスがたまる」と書いたものの、自分の思いつきをそのまま実行できていることに喜びを感じ、一漕ぎするごとにストレスは吹っ飛んでいってしまいました。

いろいろと発見もありおもしろかったです。
山の手線内はわかってるつもりだったけど、大塚付近や目黒付近はまだ土地勘がきかないこともわかった。庭園美術館なんてものがあるのも知らんかった。チェック。

今回のサイクリングで一番の収穫は居木(いるぎ)神社。
これまで二度ほど近くを通りかかり、ついでに探したのだが見つからなかった神社。ただ単に場所を調べずにいってたからなんだけど。
今回もそういえばと思いつつ、道程は長いことを思い出し、適当に道を選んで通り過ぎようと思ってたら突如目の前に鳥居が現れて発見に至った。
神社自体は典型的な地域の御鎮守様といった感じ。拝殿近くの社務所では笛と太鼓を練習している音が聞こえてなかなかのどかだった。これぞ街のほっとステーションか。


でなぜ居木神社がそんなに気になっていたかというと以前にテレ東の「ガイアの夜明け」で登場していたからです。
この回のタイトルは『都市を冷やせ「~ストップ! “ヒートアイランド”~」』。

-----以下自作要約-----

東京の気温はこの100年で3度上がったという。
それを逆に下げるにはどうすればいいか。今環境問題でもっとも熱いトピックである。

そこで注目された(ものの一つ)が海風である。
東京湾から吹く海風は陸地の気温よりも5℃低い。この海風をうまく誘導することにより街を冷やすことができるのではないか。
こうして考えられたのがJR大崎駅周辺の大規模再開発地域である。
この地域では海風は目黒川に沿って内陸部にむかって吹く。
JR線北側の大崎ゲートシティのビルが目黒川と45度の角度なのも海風を街中に取り込むために設計されたものだ。
いっぽう建設が進むJR線南側の大型複合施設「シンクパーク」では風の通り道となる森をつくる取り組みが行われていた。
社会環境デザインの専門家集団、日建設計の設計士、平賀達也氏(38)はビルの間に木を植え、散策路のついた森をつくることにより憩いの場に海風を誘い込み、さらにその海風が近くの居木神社の社叢につながり、付近一帯を冷やす、といったシナリオを描いた。
森が80%完成した時点で森の入り口と出口で気温を測定した。
入り口では32℃、風の道出口では31.2℃、差は0.8℃。この0.8℃は大きい。

-----要約終わり-----

こういった話。
風を利用して街ごと冷やすという大きな規模の話であったのと、再開発施設と神社という2つの建造物が一つになって空間をつくっている様子が強く印象に残っていた。
東京駅の再開発が現在の駅ビルを壊して北部と南部にビルが建つ計画になったのも八重洲方向から吹く海風を邪魔しないようにして大手町を冷やす目的があるからなんだとか。三井と三菱の協力やんな。なかなかやりおる。

これも都市の機能の一つ、インフラだ。
東京は世界的に見ても卓越した機能をもった都市だ、と聞くとやっぱり道路鉄道などの人の輸送機能だとか、機能分散などを思い浮かべそうだけど、都市の冷却機能まであったとは驚きだった。
海から水を引き、江戸城を幾重にもかこんでいたお堀が現在もあったなら、東京の土地はもっと快適だったんだろうな。江戸時代もあなどれん。(てか江戸はいろいろな面ですごい)

あ、全然関係ないけど明日jazz研の部室に念願のエアコンがつきます。

そういえば安藤忠雄氏の講演会で知ったんだけど、東京の港湾部のごみ処分埋立地を緑化しようという取り組みがあります。海の森公園構想ってやつで俺も募金したのでどっかに名前が刻まれるはず。できるん30年後やけど。
こういった一つ一つのプロジェクトが将来の都市を作るんだと思うと都市も変化していくものなんだと強く実感できる。


俺としてはやっぱ神社を保存していきたい。
東京の自然の維持に鎮守の杜が果たした役割は大きいと思う。
神社は地域の人を結び、鎮守の森は土地を守る。
とりあえずもっと多くの人が日本の文化を知り、良いものは守っていかないと深刻にもったいないと思う。




あぁ、もう3時だ。
都市工学といえばほりきちさんが専門だけど、聞いたらすごい勢いでいろいろと教えてくださるんだろうか。
そういえばうちの兄貴も都市工学が専門だったが、聞いたら何か小話でもしてくれるんだろうか。兄貴はないな。

そういえばマネックス証券Founder&CEOの松本大氏は「東京は明らかに世界最大の都市です。」と言い切っている。
http://ameblo.jp/monex-oki/entry-10098835086.html
あとこんな記事も。
http://news.ameba.jp/2007/03/3766.php

それほど東京について考えたことはなかったんだけど、いろいろと興味深く、面白い土地です。
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プロフィール

udnkui

Author:udnkui
香川県出身。
京大大学院の博士院生。医科歯科卒。jazz好き。神社巡り好き。独学での法律、政治、経済、経営等社会科学の基礎知識と国会議員、外資投資銀行(米・英・欧)、学際系研究室などでのインターン経験があります。
興味事項:社会、科学、自然、芸術
日々精進してます。

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