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かみかみ師走

師走ですよ。
いよいよ寒くなってきました。学校脇の銀杏の木もここ1週間で葉が落ち始めました。

銀杏

学校ではとうとう6年生からの患者さん引き継ぎが始まっています。
自分も患者さんの口の中みて基礎情報を書いたりしてます。てかもう来年の診療開始初日に予約が入ってしまった。

もう一方の就活の方は順調といいたいところだけど微妙。
金色の会社とスイスの会社からエントリーシート切りをくらってしまいました。(まぁ前回の日記はこれがもろに影響してたわけです)
エントリーシートが通過した会社(モビルスーツとイギリスの会社)はグループ選考も通過して個人面接中。まだ選考が始まってない会社は2社です。(牛の会社と熊を救済した会社)
4社のうちどれか最後までいけたらいいなと。1社はエントリー締切りが正午だったのに勘違いして23時に出してしまったから若干しょうがないかなと思ってるんだけど、もう1社は納得いかない。テストすら受けさせて貰えなかったから学歴で切られたんだと推測。なんとか見返してやりたいです。


で、個人面接では志望動機を深く深くつっこまれます。あとこれまでに何をしてきたかってこと。
これについてはどこまでも正直に答えられるのでいいんだけど、問題は舌。緊張するとカミカミなんです。進んでる2社でもカミカミ具合が全く違ってて困ったもんです。
普段は緊張しないんだけど、さすがにこれまでの努力とこれからの人生がかかった本命の本選考ともなると緊張するようで、新たな発見です。


で、選考で最近気になったニュースは?なんて聞かれることがあるんですが、その時に答えてたのは下の話題。前に日記に書こうと下書きしてたんでそのままのせます。

----------


『首相 医療費「何で私が払う」』
http://www.asahi.com/politics/update/1127/TKY200811260392.html

例によってどの報道機関も発言一部分だけを抜き出して発言全文をのせてないので探してきました。

----------以下引用----------
67歳、68歳になって同窓会に行くと、よぼよぼしている、医者にやたらにかかっている者がいる。彼らは、学生時代はとても元気だったが、今になるとこちらの方がはるかに医療費がかかってない。それは毎朝歩いたり何かしているからである。私の方が税金は払っている。たらたら飲んで、食べて、何もしない人の分の金を何で私が払うんだ。だから、努力して健康を保った人には何かしてくれるとか、そういうインセンティブがないといけない。予防するとごそっと減る。 病院をやっているから言うわけではないが、よく院長が言うのは、「今日ここに来ている患者は 600人ぐらい座っていると思うが、この人たちはここに来るのにタクシーで来ている。あの人はどこどこに住んでいる」と。みんな知っているわけである。あの人は、ここまで歩いて来られるはずである。歩いてくれたら、2週間したら病院に来る必要はないというわけである。その話は、最初に医療に関して不思議に思ったことであった。 それからかれこれ 30年ぐらい経つが、同じ疑問が残ったままなので、何かまじめにやっている者は、その分だけ医療費が少なくて済んでいることは確かだが、何かやる気にさせる方法がないだろうかと思う。
----------引用終わり----------
http://www.keizai-shimon.go.jp/minutes/2008/1120/shimon-s.pdf、11ページ目)

議論の流れとしては、日本の社会保障は中負担中福祉だけど、ほころびがでてるねって話から財源不足の話、システムの効率化ときての発言で、要するに医療費を抑えるにはどうしたらよいかって話の中での発言。
個人的に、口が悪いのなんて前からわかってんだから今更そんなことをごたごた言うより議論の中身を報道しろよと思う。国民一人一人に関係する現在の社会保障の問題点や、今後の改革のあり方を議論してんだから、一番紙面を割くべきもんだろうと思う。
いいかげんマスコミの過剰に感情的な報道にはうんざりしてます。


で本題にもどって、予防に対するインセンティブを与えるべき、という議論はもうめちゃくちゃ正当だと思います。
理由は2点、医療費を抑えるのに適してるからという点と、経済の活性化に役立つからという点。
現状で医療費適正化・効率化策というのは既にいくつかある。上記の諮問会議であがっていたのはレセプトオンライン化、メディカルクラーク(医療書記みたいなん)、ジェネリック、窓口負担増額など。それに加えてシーリングで社会保障費総額もおさえている。ただし、現状で元々の需要の原因である病気を減らそうという構造にはなっていない。DPC包括払いも構造的に似たものかもしれないが、あくまで医療側に求めるものであって患者側に求めるものではない。窓口負担は需要の抑制というよりも需要の制限に近いものだと思っている。
その中で予防というのはダイレクトに医療需要を減らすことが出来る、または遅らせることができるものであって効果が期待出来ると思う。予防と予防しないのとどちらの方が医療費が少ないかって部分についても確か論文があって予防のが少ないってあったと思う。(論文じゃないけど参考:http://www.dm-net.co.jp/calendar/2007/09/006116.php
2点目の経済の活性化という部分について、病気が経れば労働者減少による経済損失も減るし、医療費に向かってた消費も他のものにむけることができる。


まぁ予防が必要なんて医療業界でも叫ばれまくってるし、一般人でもわかることですけど。
だからやっぱ一番難しいのがインセンティブをつけるのがどうかってことだろう。具体的に予防とは何か、何の疾患をどうやって予防するのか、何をもってその予防の効果を測るのか、その予防の対価はいくらか、その予防を一般化するにはどうしたらいいか。特に対価は難しいだろうなと思う。
皇居ランやwii fitは病気の予防に役立ちそうってことはわかるし、それを増進することに障害はほぼないんだろうけど、例えば心筋梗塞の一次予防(発症前予防)にペースメーカーを使うことは欧米では認められているが日本では認められていないことに対して認めろというとなると少しややこしくなってくる。歯科の場合は口腔環境を良くすることで全身の病気の予防になるってキャンペーンしてるけど、それで歯科の保険点数があがるかといえば全く別問題になってしまう。
結局はちまたの「経済効果」って言葉と同じくらい「予防効果」ってのは評価が難しいもんなんだろうと思う。


当分は国の社会保障システムに組み込むことはできないんじゃないかと思う。自然な流れで組み込まれるほど体系的な評価がなされているとは思えない。
ただメタボリックシンドロームやビリーズブートキャンプ、Wii Fitに皇居ランと、国民の健康への関心が高いことは間違いなさそうだから、首相がリーダーシップをとって実現されないほど遅れてもいないだろう。麻生総理に期待。


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そういえば寿司喰いたいなぁ。
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プロフィール

udnkui

Author:udnkui
香川県出身。
京大大学院の博士院生。医科歯科卒。jazz好き。神社巡り好き。独学での法律、政治、経済、経営等社会科学の基礎知識と国会議員、外資投資銀行(米・英・欧)、学際系研究室などでのインターン経験があります。
興味事項:社会、科学、自然、芸術
日々精進してます。

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