スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

庭園とイノベーション

最近週末のたびに庭園巡りしてます。
先週は皇居行って、今週は目黒の庭園美術館の庭園と小石川の後楽園行ってきました。

これまでに行った事がある庭園は
六義園、小石川後楽園、小石川植物園、新宿御苑、明治御苑、浜離宮、清澄庭園、旧岩崎邸庭園、皇居、根津美術館、庭園美術館
の計11ヶ所。
今把握しているまだ行ってない庭園は旧古河邸庭園と旧芝離宮だけ。
だれか良い庭園があったら教えて下さい。
ちなみに日本庭園、特に回遊式庭園が好みです。
上記で一番好きな庭園は根津美術館の庭園です。池泉回遊式庭園で、面積としてはそれほど大きくないけど勾配を利用してて、しかも風景のバランスが絶妙なので広く感じます。ちなみに2006年5月から改築のため閉館してて、今年の10月ごろにリニューアルオープンするんで今から楽しみです。
あとは茶室がすごく好きです。
日本庭園に低い屋根の小さい建物で、それが物置でなければおそらく茶室です。
茶室って建築物の一つの完成された形だと思ってます。
機能美。この一言につきる。
将来家をもつことがあればぜひ庭にほしいです。

日本庭園自体は日本にありがちな大陸からの伝来と日本独自の発達という歴史をもってます。でも大陸からの伝来は本当に古事記・日本書紀の時代の話で、平安時代にはもう寝殿造りという中学生なら誰でも知ってる建築様式に組み込まれてます。
一般的な構成要素としては、池が中心にあり、橋、築山、庭石、橋、灯籠、東屋、茶室、多様な草木あたりかと思います。松はたぶん欠かせなくて、桜や梅などは林をつくってることもあります。


で、庭園には各地の名所を再現していることがよくあります。
愛宕山や厳島神社、松島に天橋立など。中国の廬山なんかもあります。
この模倣という部分には結構好奇心をそそられてしまいます。
例えば各地の神社に富士塚というのがあることがあります。これは人工に小山を作ったもので、富士山を再現しています。江戸の町は南光坊天海によって京を再現したものともいわれています。
この模倣・再現するのって結構日本人に特徴的なものなのかなぁと。
偏見かもしれないけど、日本人は0から生み出す力は弱くて、始めの部分で真似し、その後の改善や他要素すり合わせに強いといわれています。
日本庭園では日本各地の名所をいいとこどりし、それらを一つに組み合わせて芸術的な風景にしてます。江戸の町も京を模倣しつつ、さらに時代にあわせた町造りをし、現在まで続く繁栄をほこってます。
この古くからあるDNAが猿真似ばかりの中国や韓国に対する強みなのかなと。

あと、富士塚にみられるように、この名所の再現は、時にその土地に対するあこがれであり、時にその土地に対する信仰であるわけです。
日本には昔から神道という宗教があり、神道には分祀といってろうそくの火をわけるように神様をわけてもらう制度があります。これもやっぱ神道独特で、分祀された神社であっても、分祀元の神社の傘下ではなく、また、分祀された地固有の神社になります。この分裂し、土着化する構造は風景を模倣・再現し再構築する構造に通じるものがるのかなと。あこがれと信仰の違いは何なんでしょう。



まとめに入るけど、やっぱ模倣だけだと単一の様式が広まるだけで終わるけど、模倣した後に模倣した人や文化を取り入れることで新たなものが生まれ、多様化していったのだろうなと。多様化は進化を促し、イノベーションを起すわけです。数寄屋も書院造りからのイノベーション、枯山水も池泉式からのイノベーションです。思えば人が成長する時もはじめは模倣しそれを自分のものに加工することで自分の行動が生まれるもんです。
相手の考えを知り、自分の考えをそれに乗せる、もしくは混ぜる。
で、日本の場合それを歴史上やってきてて、そういったことに向いている文化をもっているのかなと。起伏の激しい土地は各地の文化を生み、伊能忠敬らが21年で海岸線を測量出来る程度の小さい国土は各々の土地の文化が互いに混ざりあうことを可能にし、活力を生んだのかなと。
中国は多様だけど、多様すぎて民族が対立し歴史上何度も国が変わってるし、インドも多様だけど、それぞれが身分で分離し混ざらない。
常に他のものを受け入れていたからこそ外来文化の導入もすばやく行えたし、自分達で加工することをしっていたから欧米の植民地にはならなかったのかなと思うわけです。



で関連して、多様性があり、それが混ざり合うことが活力とイノベーションを生むってのは前からもってる考えだし、世間的にも一般的だと思うんだけど、不況ってのはこれらにプラスだと考えるわけです。
NASAの予算が削られ規模を縮小した際にはみ出た人材が産業を進化させたように、日本の製薬企業がM&Aをし、その際に会社を出た人材が企業の外に行く事で製薬業界の裾野が広がったように、現在様々な産業でリストラされた人材が他の産業と混ざり合い、新しいものがうまれるかもしれません。変化には他者と混ざることが一番。
てことはお役所も官民の人材交流を進めればもっと良い方向にすすむかもしれないし、国会議員も政界再編をすればもうちっとましになるかもしれないですね。

まぁ、また今度書きます。
てことでそろそろ寝ないとやばい。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

udnkui

Author:udnkui
香川県出身。
京大大学院の博士院生。医科歯科卒。jazz好き。神社巡り好き。独学での法律、政治、経済、経営等社会科学の基礎知識と国会議員、外資投資銀行(米・英・欧)、学際系研究室などでのインターン経験があります。
興味事項:社会、科学、自然、芸術
日々精進してます。

注意事項


Twitter
カテゴリー
月別アーカイブ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索
RSSフィード
リンク
QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。