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folk customs

さっき気がついたら部屋の照明カバーにヤモリが張り付いてました。
久しぶりに見た。
家守なんでそのままにしとくのも有りだけど、一部屋しかないもんだから居心地悪いし、いらんとこに入られても困るんで外にお帰りになってもらおうと思ってます。





5/6日のつぶやき
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日本の若者がかかえるリスクを含めた将来コストというのは"かなり"高い気がする。
今更感もあるが、本当に社会に従ってるだけではかなり危なく、損な人生になる気がする。当然ながら累積債務による信用低下で国債の国内消化が見込めなくなってくると金利は上がって国民負担は上がる。そういう事態になれば国による資本の食い潰しの影響で国内の資本蓄積は萎み、海外の資本への依存が進む。
国際的な競争を考えた面で20年後も競争力を保ってる企業って何社あるんだろうか。
ということを考えた時に人金モノで考えると、教育ではゆとり教育という大きな傷や留学生数の減少など見て国際的な競争力があるとは思えない。
金でいえば研究開発費は仕分けに代表されるように国のサポートも弱まる圧力にあるし、全体で見ても2006年時点で中国に負けてる。ベンチャー投資もとても競争できるレベルにない。
モノといえば言うまでもなく資源のない国なのだからあるはずもない。当然無形資産でみれば宝の山だが少子高齢化はその承継に大きな影をおとす。特許化やTRには期待だけど少し遅かった気がしないでもない。
で、国を導くべき政治はというと現在はあの体たらくだし、そもそもの強制力の源である国民の支持というものがもうずっと得られないでいるジリ貧の状態にある。そして高齢者が数の上でも資産の上でもマジョリティを占める今では制度を固定化する力の向きが非常に大きい。
日本はもう20年近く3%以下の成長率しか達成できていないが、あまり成長率が高くなっても資金需要が国債と競合するため成長できないんじゃないかという気がしてる。そして財政規律を否定するような政党が当選するような状況。今年初めに国債の格付けが下方修正されたことをどれだけの人が知っているだろう。
こういった環境の下にあることを考えた時には自分個人としてどう生きるかということを真剣に考えなくちゃいけないなぁという気になる。特に医者や歯医者もいつまでも国の保護下で安穏としてるといつ梯子を外されるかわかったもんじゃない。
なんてことを明日10時までにレポートを仕上げなければならない状況の中で考えました。また改めて日記にします。
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レポートは遅刻しました。

さて、これは当然すごーくおおざっぱなんだけど、一応事実なわけです。


これを少し考えるようになったのも先週少し話題になったテレ東での勝間×ひろゆきの対談の動画を見たのがきっかけ。
youtubeは削除されてるんで見たければ適当に検索して見て下さい。
テキスト版はこちら:http://d.hatena.ne.jp/wt5/20100503

この対談自体は議論が全然噛み合ってないし、特別価値のある対談をしてるわけじゃないです。
勝間和代の本は読んだことないし、テレビで話してるのもほとんど見たこと無かったんだけど、あまりの駄目っぷりに少々びっくりしました。
相手の言うことの本質などは理解せず「でも」「だけど」と反論を繰り返す様は自信過剰の表れですわ。
一言「なるほど」と頭に言えば生産的に議論できるのに。
そもそもJPモルガンのマーケット部門でインターンした時に中の人が「ああいう人が有名になることはあまり喜ばしいことではない」という事を言っていたのでまぁ仕事でもそういう人だったんでしょう。


ということはおいといて、日本の若手起業家養成について。
勝間女史は若者が豊かになるためにももっと起業家を増やすべきという主張で、ひろゆき氏は年取ったの方が経験も金も持ってるんだから年取った人が起業すればいいし、若者はしたければすればいいって主張。

そりゃ若者が起業した方が社会に活気が出るし、現在の日本のような金も票も高齢者がもってる、なんてことは避けられるわけです。
だけど、結論から言えばそれを日本に望むのは無理だろうという意見。

アメリカ社会は世界で見ても短所はありつつも、あらゆるものが集まって活気を生んでる成功した社会だけど、それをそのまま日本に持ってくることは出来ない。
日本の場合はまず国民性が違い、教育が違い、商習慣も違って、ベンチャー周りのビジネス環境も違うわけです。
先日書いたスタンフォードのアントレプレナーシップ講座は確かに魅力的だけど、日本の学生に同じ授業をしても同じような成果は絶対に得られない。


国試勉強中に深夜のサイゼで隣の机にいた人はどうやら現在いる会社をやめて起業を考えていたようで向かいに座っていた女の人に相談してた。というかたしなめてた。
その人は起業に非常に熱い思いをもっていてその女の人にとうとうと語っていた。で女の人が一言
「で、具体的に何やるの?」
その人、しばし口をつぐみボソッと営業ならできる、と。
クレリックのカフスシャツにノータイといういかにもな服装をしていたけど、何のアイデアも技術もなく頭の中はからっぽだったようで。
後日同じ人を同じ場所で見たんだけど今度は1人で、中小企業診断士とか起業とか書いた本を10冊ばかり積み上げ、ワインを読みながら10分ほど眺めては次の本を取りを繰り返してた。

俺の印象では日本の若手起業家ってこの人のようなイメージが強いです。
国試勉強は1ヶ月半だったけど、その間にもう一例似たようなの見ました。
熱意はあるけど中身はない、だから判子を押したように営業だとか、大学の学生相手の就職支援だとか企業支援だとかの起業が多いっていう印象がある。でそういう人が起業を考えてる人にレクチャーしたりするもんだから次の世代も頭空っぽ。

シリコンバレーやルート128はどうかというとITであったりバイオサイエンスであったりといった技術を種にする起業が主流であって、それを参考にするなら頭空っぽの人よりも技術を持った人に焦点をあて、余りに余ってるポスドクとかポスドク上がりあたりに対して町工場的起業を進めた方がよっぽどいいんじゃないかと思うわけです。

日本からgoogleやamazonを生み出そうとしても無理でしょうということ。得手不得手があるんだから。
それよりも小さな職人集団とそれらをすり合わせるトヨタのような企業体こそ日本の教育や商習慣、歴史を考えると合ってる気がする。



話は飛ぶけど政治についてもそう。
二大政党制は確かに魅力的っぽく見えるけど、果たしてそれが日本に合うのかというと別問題。合ってなかったから外国のメディアにzero-party stateなどと書かれちゃうわけです。
長らく自民党が絶対与党ではあったけど、その中には派閥という独特なシステムがあった。その中で派閥同士が政治的争いをし、派閥による疑似政権交代により実際にタカ派ハト派、大きな政府、小さな政府という政策のバランスをとっていた時代があった。その後80年代後半の「総主流派」宣言以降は派閥間の政策に差異がなくなり、その後5年で自民党が分裂して55年体制が終わった、と政治過程論の教科書には書いてあった。
で重要なのがその総主流派宣言時代の自民党で竹下派七奉行の1人として実権を握ってたのが現民主党幹事長の小沢一郎議員。

政権交代後の政策決定過程の構築を見て二大政党制を目指しているとはだれも思わないだろう。
二大政党制の弊害はその政権交代にある。
国民が冷静に政策の質や実現可能性を判断できなければ政党はバラマキをはじめとした利益誘導を行う。その代表がギリシャだったりする。
国民が判断を行うためのマスコミも議論を促すどころか一方向に向かう傾向がある。このような状況ならば、選挙運動のネット規制ではなく、マスコミでの選挙報道を規制してネットのみにした方が大分冷静な選挙ができるんじゃないだろうか。当然実現可能性はないけど。

経済を見る目と動揺に政治を見る目もすごーく重要だと思う。
自民党でも70年代まで80年代後半まで2000年まで、それ以降と全然違った性質をもつわけです。どの部分が悪くてどの部分がいいのか、といったことを見ないと予想だにしなかった結果になる。

と、過去の日記を含めてさんざん民主党のネガティブキャンペーンをしているわけですが、民主党全てが悪いとは全く思ってません。桜井先生にはお世話になったし、非常に勉強熱心で誠実な政治家だと思うし、他にも有能でまじめな民主党の政治家を何人か知ってる。
ただし、上がだめ。
昔の自民党そのままだし、自浄能力がない。政策形成過程が体系だってなく、ガバナンスがきいてない。
7sで言うと実質的なShared valueがないんだろうと推測してる。何しろ政権交代しちゃったし。
小沢議員も体調良さそうではないしいつかは引退するはずなので早くloopyではないまじめな方々に実権を握って頂きたいものです。






この日記書いてる間にイモリさんいはおかえり頂きました。

そういえば前回の日記に書こうと思ってタイトルに素馨(ソケイ)ってつけたのに書いてなかった。

毎年5月頭、気温もあがって夏の空気がただようようになると湯島聖堂付近からいい匂いがただよってきてて、それがすごい好きでした。俺にとってその匂いは季節の変化と同義だったんでその匂いがすると日記に書いてたりしたんですが、その匂いの元がわからず鼻だけで楽しんでました。


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※ なお、ここに書かれている事はすべて私個人の見解であり、所属する組織・その他関係機関とは関係ありません。

それがこの間付近の路地を歩いてたらそれっぽいにおいが!!

それがこの花。

hana.jpg

jasmin.jpg


後で調べたところ上記、素馨、別名羽衣ジャスミンでした。
この匂い、たまらなく好きです。


将来、家の庭に植えるリストが増えました。
現在のところ、柿の木とローリエの木とこの素馨也。


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※ なお、ここに書かれている事はすべて私個人の見解であり、所属する組織・その他関係機関とは関係ありません。
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期待

歯科医師四年目の者です。
パラパラと断片的に拝見させていただきました。

医療経済の博士に進まれたんですね。素晴らしいと思います!
自分はただの臨床家ですが、歯科の今後に大きく関わる進路を選んだ事は純粋に素晴らしいと思います。

自分が受験生の頃はちょっと調べれば過剰って話は出てきましたが、今では何も調べなくてもそんな事は多くの人が知っています。
僕らの頃は定員割れどころか私立ですら受験者が千人を越えてましたが最近では私立の多くが定員割れ、国公立も志願者激減。

六年生になるまで意識しませんでしたが、歯学部定員が多すぎるんですよね。
なのに今年は国試合格者を増やす始末。
国は歯科医師過剰問題についてどういう対応をとるつもりなのでしょうか

大学に残ってる同期によると松本や奥羽はあと数年で廃校の可能性が高いなんていってましたが、私立の数校が力尽きるのを待つつもりなのでしょうか?

確かに私立が五校くらい廃校になれば、総定員もまずまずになります。
しかし、じり貧のままにしておくよりは介錯してあげた方がいいのではと思います。
廃校にする代わりに何かを優遇するとか、そんな措置を講じる必要があるのでは無いかと。
私立が悪いとは思わないし、私立卒、さらには松本卒でもしっかりと歯科医療に取り組み患者さんに愛されている先生もいます。
しかし定員の半分も満たさないようなら医療政策、受験生どちらの目から見ても不要な存在です。
介錯してあげた方が経営者もホッとするでしょう。
ちなみに九州歯科の定員が多いのも気になりますけどね。っていうか九州歯科の存在意義がもう…。

駄文、長文失礼しました。
卒業されたら自分のような一介の臨床家ではなく、歯科医療政策を動かせるもっと大きな事をして欲しいですね。期待してます!
プロフィール

udnkui

Author:udnkui
香川県出身。
京大大学院の博士院生。医科歯科卒。jazz好き。神社巡り好き。独学での法律、政治、経済、経営等社会科学の基礎知識と国会議員、外資投資銀行(米・英・欧)、学際系研究室などでのインターン経験があります。
興味事項:社会、科学、自然、芸術
日々精進してます。

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