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資源配分の問

最近twitterをheavy useしてるので携帯の買い換えi-phoneにしようかどうしようかと悩み中。
これまでj-phoneから始まりvodafone、softbankとそのまんまできたわけです。アドレスは@s.vodafoneのまま。(sはshikokuのs)
i-phoneは魅力的だけど、アドレス変更すんのめんどくせぇ。
RA仲間がi-phoneもってるんだけど、メール打ちにくかったりで結局普通の携帯も持ち歩いてるなんて話を聞くとよけい迷う。
うむむむ。


さてここ2・3日暑いです。
これまで京都へ行くと言うと色々な方から「京都は暑い」と脅され続けてきたので8月にどういうことになってるか楽しみです。
まぁ真夏に鎧とヘルメット付けてガツガツぶつかり合うようなスポーツをやっていたんで大丈夫でしょう。

ただ最近Fとり気味なのが嫌。



さて、少し前のつぶやきのまとめ

5/24日のつぶやき

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日本の法律は性善説に立っているそうだ。少なくとも医師法や医療法ではそう。この「医師は善人」的な発想が医療をめぐる問題の複雑さを助長しているんじゃなかろうか。
医者はそりゃ一般に比べたら奉仕的な人の割合が多いかもしれないけど、別に医学部の入学資格にもそんなのないし、国家試験でも性格は問われない。もっと言えば大部分は社会に出たことがなく、責任の目安となる選挙権すら与えられてない18歳の段階でその進路を選んでる。そりゃあいろんな人がいるだろう。
「医者は善人」的な社会的認識があると逆に困るのは医師の側だろうとも思う。
必要以上の負担をかぶせられる。それでいて何か粗相があると「医者なのに」と言われるわけだ。ちょっと前に書いた病院の非営利性についてもこれが当てはまるのではないか。
医療機関に対して資金を提供することと労働力を提供することに差をつける必要はないと思ってる。
外部資金を導入することのデメリットとして「儲け主義」というのがあるが、現時点でも医者に利益を上げるようインセンティブをつけることや不採算の診療科を廃止することはある。多くの医療法人は経営者が株式と同じような持分をもっているため、病院資産を増やすインセンティブがある。
なぜ同じことを医者ができて他の人はできないのだろう。日本の投資家なんておとなしいもんだし、そもそも金の出所は半分以上高齢者なんだから自分の首を絞めるようなまねはしないだろう。高齢者が一番医療を使ってるんだから、高齢者にも病院に貢献してもらえば歪みは少なくなる。
自由競争にすると弊害が大きいということは経済学的に明らかになってるし、アメリカでも実証されてる。俺も自由競争にすればいいとは微塵も思ってない。ただ今の建前と現実が乖離しちゃってる状態てのはおかしいと思う。
日本的なすり合わせでなんとか金融の力を使った良い仕組みを作れないかなと思う。ただ、医師会は守られてる側だから今のまま性善である聖域にいるのがいいだろうし、政治だってそれを大胆に変えるほどの力はない。官僚でみても厚労省と地方自治体の所管を経産省とか金融庁が関わる様になるのは反対だろう。
この中で自分がどのように生きていくか。目標は研究者じゃなくて社会を変えることだから、その助けとなるような研究がしたい。今の環境はこういった課題に対しては最適の研究室だと思うけど、なかなか現実的な難しさがあるなぁ。海外PeerReview誌にacceptされなきゃ卒業できんし。
少し前にもこの悩み書いたわ。同じようなことがずっと頭ン中ぐるぐるしてるわけです。自分の納得の元での決断なら存分に力を発揮することができるんだけど、逆ならてんで集中できないんで今の内にしっかり悩んどきます。
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「医師は聖人ではない。」
「医者も人間。」
過酷な勤務実態を訴える時に言われることだけど、一方で政策的に競争を避ける為には医師の特別な地位を強調することがある。聖域と呼ばれる所以。
病院も非営利といえば聞こえはいいけど、現実的には理事長が全権を抑え、情報公開もされておらず、ガバナンスはきいてない。
つまり医療法人を私物化して自らの税金対策に使ってるようなのも大いにあるわけだ。病院が赤字だとはいうけれど、余剰利益は配当できないし、理事報酬も自分で決められるんだから、病院に利益を残さないのは経営者としては当然と思う。
もちろん厳しい病院はあると思うけど、それらを救う必要があるのかといえばまたこれも別問題。
ヨーロッパも医療問題は大きな政策課題となっているが、いずれも急性期病床を削減するという政策がとられている。日本もそういう方向に進みつつあるが、入院患者を立てに反発が強い。国際的にも断トツで病床数は多いのに。

これは日本の病院が民間病院主導であることに由来する。戦後の混乱期から国の社会保障制度としての医療を確立するためにこれはすごく良い制度だったと思う。なぜなら公的病院は計画から完成までに時間がかかるのに対し、民間病院経営者は市場に敏感に反応していたから。
ただ、病床規制を導入するのが遅れたために貴重な医師が分散してしまった。しかも多くが民間病院であるため簡単には減らせない。(この辺は歯科大学と同じか)

この病院のownershipが民間である限り、政策で強制的にどうこうしようという政策よりも、市場の影響力を使った方が早いし、環境の変化に柔軟に対応ができるというのが俺の考え。
地域医療が大切なのはわかるけど、医学生に地域医療が大切だと説いてもそんなものは不確実。地域医療に行くための明確なインセンティブが必要。

どのようなインセンティブがあるか。
twitterでHS2010さんに教えてもらったモデルが気に入ったので紹介すると、3つのreturnがある。
・financial return
・social return
・interectual return
具体的をあげるとfinancialについては単純に診療報酬や給料を上げることがある。socialはちょっと難しいけど、地域医療政策に関する権限を与えることなどはこれに近いかなと。interectualならば研究資金が得られるなど。生まれ故郷というのもこれに入るか。

ただ現在医療保険制度は国単位の制度であるため、法律的な問題で差別化するのは難しい。ならば地方自治体に権限移管するのが必要となる。
そもそも疫学的に地方自治体レベルでかなりの多様性があるのだからこれも正当性があるだろう。そしてなによりも英NHS改革という前例を参考にすることができる。これは政策権限とセットにできるだろう。
研究資金については基礎についても臨床についても地域に雇用を生むことができる。つまり乗数効果が期待できる。医療分野が世界に先駆ける産業となるためにR&D投資というのは必須事項である。



なんてことを考えるわけです。
一つ一つを研究するのは無理。
どのあたりにフォーカスをあてるかってのは難しいところだけど、まずは病院のownershipに関する問題提起をしようかなと考えている。
具体的には経営者のperk問題。ガバナンスと関連して掘り下げることができるか。同じように医師-患者、経営者-医師などのプリンシパルーエージェント問題をゲーム理論使ってモデル化でもしたいところ。最終的に病院のメカニズムデザインまで仕上げられれば最高だけど、正直メカニズムデザインの限界はまだ勉強不足なのでわからない。
あまり研究課題は書かない方がいいかもしれないけど、正直この分野の研究者ってほとんどいないので大丈夫でしょってことで。まだ決定してないし。

時間がないよなぁ。
ここでも人の2倍3倍勉強すれば済む話なんだけど、その資源は勉強以外の事、社会に対するoutputを出すことに使おうと思ってるので悩ましいところ。
うーむ。


今日の授業課題仕上げなきゃならないんでここまでにします。


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※ なお、ここに書かれている事はすべて私個人の見解であり、所属する組織・その他関係機関とは関係ありません。
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プロフィール

udnkui

Author:udnkui
香川県出身。
京大大学院の博士院生。医科歯科卒。jazz好き。神社巡り好き。独学での法律、政治、経済、経営等社会科学の基礎知識と国会議員、外資投資銀行(米・英・欧)、学際系研究室などでのインターン経験があります。
興味事項:社会、科学、自然、芸術
日々精進してます。

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