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ちゃー

久しぶりにゴーヤチャーハン作った。
うまー。

さて昨日は新入生のサークル勧誘がありました。
1人入部しました。なんでも高校ん時に吹奏とjazzやってたらしい。かなり期待。
てかうちの部活、いよいよサックスばっかりだなぁ。


さて少し前に丸善で黒川清氏の本が売られていたので衝動買いして一気に読みました。タイトルは「大学病院革命」
氏については前に一度書いたことがあるけど、東大理?卒日本で数年医者をしたのちにアメリカに渡って、UCLA医学部内科教授などをした後に日本に戻って東大医学部教授や日本学術会議会長等を歴任して今では内閣特別顧問やNPO法人日本医療政策機構代表理事等をしている人です。日本とアメリカの両国で深く医療に携わっていたので両国の医療の内情に詳しい数少ない人。

読みやすい本なのでお勧め。一日で読めます。
簡単にいうと医学教育課程と大学病院について日本の制度とアメリカの制度を比べ、日本の医療の方向性について述べてる本です。

内容として、今では崩れつつあるのかもしれないけど、東大医学部を頂点とした医局ヒエラルキーがどのように作られていったか、や検査中心の医療がどのように形成されていったかの記述はすごくおもしろかった。
これは以前に読んだ日本のCT普及率と医師人材マネジメントにたいする経済学的なトピックと合致していて説得力を感じた。

一番興味をもったのは大学病院の人事制度。
日本の大学病院の場合、教授であればどの科であろうとも、どのような活動をしようとも「俸給表」に乗っ取って給与が支払われる。研究をしようとも教育をしようとも診療をしようともだ。
しかし、アメリカでは教育・研究・診療それぞれ報酬の支払われ方が違う。基本となる給料は決まっているが、その上で教育では行ったプログラムに対してフィーが支払われ、研究ならば研究費のうち交渉によって決まった額が、診療ならば診療報酬のうち一定割合が支払われる。同じ教授職でもその働き方によって給料の払われ方が違い、そしてそれが能力や努力に応じて決まっていることが職業に対してモチベーションを起させている。

確かにこの方が良く見える。適材適所は人事の基本だ。
それに精力的に研究や診療を行う教授と教養部のサラリーマン教授とで、手当ての差はあっても似たような報酬というのは確かにおかしいと思う。

これを行うために大学病院を一度解体しろと黒川氏は述べている。病院は病院として診療を専門に行う場とする。大学は病院をフランチャイズ化することにより学生を派遣して教育を受けさせることも出来る。まぁこれもアメリカ型なんだけど。


アメリカは20世紀初頭医者不足から医科大学が過剰に出来て医師の資質低下が問題になった。そこでエイブラハム・フレックスナーが質のいい医者についてのフレックスナー・レポートをつくりあげ、「質のいい医者を育てない医学部はつぶすべきだ」と提案した。これを期にアメリカでは数々の医学教育課程を変える試みが行われ、この中でメディカルスクールがうまれていった。


歯科医師の供給過剰について政府が正式に調査・検討するために「将来の歯科医師需給に関する検討委員会」を設置したのが昭和59年5月18日。それから20年あまりの間にどれだけの試みが行われ、何がどう変わったんだろう。
緩慢な定員削減圧力に、最近始まった国試の難化。正直小手先に終始して大した試みは行われていないように思う。

歯医者の世界は医者の世界以上に閉じられていないだろうか。
開かれていることは緊張感を抱かせ情報を集めアイデアを生むには良いことだと思う。
例えばどうすれば開かれたものになるか、という問いかけで考えれば政策はもっとダイナミックなものになるんではないかと思う。
実現不可能だけど、例えば半年ごとに全国の歯学部生が全国の歯学部をローテートされれば教育現場に多様性と緊張感がうまれる。
医師のマッチングはこの意味で成功だったのではないか。IT革命により全国の情報をえた臨床医に大学の外にでる機会が与えられたことで、閉鎖的な大学病院の人気は低下し、それをうけて大学はよりよい教育を実践し魅力をあげようと努力し始めた。



医療制度についておそらく変えられるところはいくらでもあるんだろう。これまで小手先でなんとかしてこようとしすぎたから現在の歯科のように容易に修復できない歪みが溜まってしまったのではないか。
橋本行革や小泉首相の政治のおかげで政府部門の流動性が高まった。今後は財政問題から医療制度を語らざるを得ない状況になってくる。どのように変化するのか楽しみだわ。

どうも長くなっていかん・・・。
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プロフィール

udnkui

Author:udnkui
香川県出身。
京大大学院の博士院生。医科歯科卒。jazz好き。神社巡り好き。独学での法律、政治、経済、経営等社会科学の基礎知識と国会議員、外資投資銀行(米・英・欧)、学際系研究室などでのインターン経験があります。
興味事項:社会、科学、自然、芸術
日々精進してます。

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