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資源配分の問

最近twitterをheavy useしてるので携帯の買い換えi-phoneにしようかどうしようかと悩み中。
これまでj-phoneから始まりvodafone、softbankとそのまんまできたわけです。アドレスは@s.vodafoneのまま。(sはshikokuのs)
i-phoneは魅力的だけど、アドレス変更すんのめんどくせぇ。
RA仲間がi-phoneもってるんだけど、メール打ちにくかったりで結局普通の携帯も持ち歩いてるなんて話を聞くとよけい迷う。
うむむむ。


さてここ2・3日暑いです。
これまで京都へ行くと言うと色々な方から「京都は暑い」と脅され続けてきたので8月にどういうことになってるか楽しみです。
まぁ真夏に鎧とヘルメット付けてガツガツぶつかり合うようなスポーツをやっていたんで大丈夫でしょう。

ただ最近Fとり気味なのが嫌。



さて、少し前のつぶやきのまとめ

5/24日のつぶやき

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日本の法律は性善説に立っているそうだ。少なくとも医師法や医療法ではそう。この「医師は善人」的な発想が医療をめぐる問題の複雑さを助長しているんじゃなかろうか。
医者はそりゃ一般に比べたら奉仕的な人の割合が多いかもしれないけど、別に医学部の入学資格にもそんなのないし、国家試験でも性格は問われない。もっと言えば大部分は社会に出たことがなく、責任の目安となる選挙権すら与えられてない18歳の段階でその進路を選んでる。そりゃあいろんな人がいるだろう。
「医者は善人」的な社会的認識があると逆に困るのは医師の側だろうとも思う。
必要以上の負担をかぶせられる。それでいて何か粗相があると「医者なのに」と言われるわけだ。ちょっと前に書いた病院の非営利性についてもこれが当てはまるのではないか。
医療機関に対して資金を提供することと労働力を提供することに差をつける必要はないと思ってる。
外部資金を導入することのデメリットとして「儲け主義」というのがあるが、現時点でも医者に利益を上げるようインセンティブをつけることや不採算の診療科を廃止することはある。多くの医療法人は経営者が株式と同じような持分をもっているため、病院資産を増やすインセンティブがある。
なぜ同じことを医者ができて他の人はできないのだろう。日本の投資家なんておとなしいもんだし、そもそも金の出所は半分以上高齢者なんだから自分の首を絞めるようなまねはしないだろう。高齢者が一番医療を使ってるんだから、高齢者にも病院に貢献してもらえば歪みは少なくなる。
自由競争にすると弊害が大きいということは経済学的に明らかになってるし、アメリカでも実証されてる。俺も自由競争にすればいいとは微塵も思ってない。ただ今の建前と現実が乖離しちゃってる状態てのはおかしいと思う。
日本的なすり合わせでなんとか金融の力を使った良い仕組みを作れないかなと思う。ただ、医師会は守られてる側だから今のまま性善である聖域にいるのがいいだろうし、政治だってそれを大胆に変えるほどの力はない。官僚でみても厚労省と地方自治体の所管を経産省とか金融庁が関わる様になるのは反対だろう。
この中で自分がどのように生きていくか。目標は研究者じゃなくて社会を変えることだから、その助けとなるような研究がしたい。今の環境はこういった課題に対しては最適の研究室だと思うけど、なかなか現実的な難しさがあるなぁ。海外PeerReview誌にacceptされなきゃ卒業できんし。
少し前にもこの悩み書いたわ。同じようなことがずっと頭ン中ぐるぐるしてるわけです。自分の納得の元での決断なら存分に力を発揮することができるんだけど、逆ならてんで集中できないんで今の内にしっかり悩んどきます。
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「医師は聖人ではない。」
「医者も人間。」
過酷な勤務実態を訴える時に言われることだけど、一方で政策的に競争を避ける為には医師の特別な地位を強調することがある。聖域と呼ばれる所以。
病院も非営利といえば聞こえはいいけど、現実的には理事長が全権を抑え、情報公開もされておらず、ガバナンスはきいてない。
つまり医療法人を私物化して自らの税金対策に使ってるようなのも大いにあるわけだ。病院が赤字だとはいうけれど、余剰利益は配当できないし、理事報酬も自分で決められるんだから、病院に利益を残さないのは経営者としては当然と思う。
もちろん厳しい病院はあると思うけど、それらを救う必要があるのかといえばまたこれも別問題。
ヨーロッパも医療問題は大きな政策課題となっているが、いずれも急性期病床を削減するという政策がとられている。日本もそういう方向に進みつつあるが、入院患者を立てに反発が強い。国際的にも断トツで病床数は多いのに。

これは日本の病院が民間病院主導であることに由来する。戦後の混乱期から国の社会保障制度としての医療を確立するためにこれはすごく良い制度だったと思う。なぜなら公的病院は計画から完成までに時間がかかるのに対し、民間病院経営者は市場に敏感に反応していたから。
ただ、病床規制を導入するのが遅れたために貴重な医師が分散してしまった。しかも多くが民間病院であるため簡単には減らせない。(この辺は歯科大学と同じか)

この病院のownershipが民間である限り、政策で強制的にどうこうしようという政策よりも、市場の影響力を使った方が早いし、環境の変化に柔軟に対応ができるというのが俺の考え。
地域医療が大切なのはわかるけど、医学生に地域医療が大切だと説いてもそんなものは不確実。地域医療に行くための明確なインセンティブが必要。

どのようなインセンティブがあるか。
twitterでHS2010さんに教えてもらったモデルが気に入ったので紹介すると、3つのreturnがある。
・financial return
・social return
・interectual return
具体的をあげるとfinancialについては単純に診療報酬や給料を上げることがある。socialはちょっと難しいけど、地域医療政策に関する権限を与えることなどはこれに近いかなと。interectualならば研究資金が得られるなど。生まれ故郷というのもこれに入るか。

ただ現在医療保険制度は国単位の制度であるため、法律的な問題で差別化するのは難しい。ならば地方自治体に権限移管するのが必要となる。
そもそも疫学的に地方自治体レベルでかなりの多様性があるのだからこれも正当性があるだろう。そしてなによりも英NHS改革という前例を参考にすることができる。これは政策権限とセットにできるだろう。
研究資金については基礎についても臨床についても地域に雇用を生むことができる。つまり乗数効果が期待できる。医療分野が世界に先駆ける産業となるためにR&D投資というのは必須事項である。



なんてことを考えるわけです。
一つ一つを研究するのは無理。
どのあたりにフォーカスをあてるかってのは難しいところだけど、まずは病院のownershipに関する問題提起をしようかなと考えている。
具体的には経営者のperk問題。ガバナンスと関連して掘り下げることができるか。同じように医師-患者、経営者-医師などのプリンシパルーエージェント問題をゲーム理論使ってモデル化でもしたいところ。最終的に病院のメカニズムデザインまで仕上げられれば最高だけど、正直メカニズムデザインの限界はまだ勉強不足なのでわからない。
あまり研究課題は書かない方がいいかもしれないけど、正直この分野の研究者ってほとんどいないので大丈夫でしょってことで。まだ決定してないし。

時間がないよなぁ。
ここでも人の2倍3倍勉強すれば済む話なんだけど、その資源は勉強以外の事、社会に対するoutputを出すことに使おうと思ってるので悩ましいところ。
うーむ。


今日の授業課題仕上げなきゃならないんでここまでにします。


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※ なお、ここに書かれている事はすべて私個人の見解であり、所属する組織・その他関係機関とは関係ありません。

先週は京大のjazzサークル(軽音jazz系、サークルとしては軽音と一緒)の新歓に行ってきました。当然新入生の中で一番年長でした。
昼にライブもやってたんだけど、新歓のくせにfree jazzとかやっててびびった。めっちゃかっこよかったけど。
その後は5~60人の飲み会でした。新入生は自己紹介と一発芸。
いやぁ、やっぱこっちは芸が豊富です。「煙を食べるおばけ」とか「勢いのあるねずみ」とか。これを見ると「EXILE先生」なんかはかわいく見えてしまいます。医科歯科のマイケルジャクソンの奮起に期待です。



その前の週は前の日記の葵祭見に行ったのと梛ノ宮神社の祭礼行列員と阪大歯出身の二人と焼肉してました。
梛ノ宮神社は元祇園とも呼ばれ、牛頭天皇を祀った神社としては八坂よりも古いそうです。同じ境内に式内社である隼神社が祀られてるので参拝したことがありました。ちなみにここの四条通り向かい北西にある「坦々」の坦々麺はまじでうまいです。
でこのあたりの地名は壬生。それに関連してか、祭礼行列の先頭には「少年勤王隊」という小学生が幕末っぽい衣装で演奏する隊列がありました。(参考:http://www.youtube.com/watch?v=MNiV8DeAuBA&feature=related
祭礼行列はといえば、今宮神社や八坂神社と同じく厄除けを目的とした祭りであるため剣鉾がありました。


でこの地で興味あるものといえば京都市立病院。京都市立病院は病棟の立替と改修にPFIを導入して、それを落札したのが三菱商事です。で三菱商事で京都のPFIを担当してる子と知り合いになれたので個人的にPFIのベンチマークにしようかなと思ってます。




つぶやきのまとめもしようかと思ったけど長くなりそうなので次にします。
半年前から比べると環境的には何もかも変化したはずなのに、自分でもびっくりするくらい新しい環境に馴染んでます。研究室での生活も慣れてきたころなので、そろそろ+αの活動もしていきたいところ。


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※ なお、ここに書かれている事はすべて私個人の見解であり、所属する組織・その他関係機関とは関係ありません。

京都イノベーション

deruta.jpg

~春は、あけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは 少し明りて紫だちたる雲の細くたなびきたる~

写真は平安時代のthe祭である「葵祭」がある5月15日に撮ったものです。場所は高野川と賀茂川が合流して鴨川になる部分にある鴨川デルタで、正面に見えるのが下鴨神社の鎮守の森である「糺(ただす)の森」です。

この日は本当に清々しくていい日でした。
雲が少しくらいあった方が枕草子に近いのかもしれないけど、快晴はそれでいいもんです。逆に雨が降った後の早朝なんかは一面景色が紫でそれはそれでかなりいいです。

最近生活リズムが早いほうに6時間くらいずれてるおかげで存分に早朝を楽しめてます。4:30から6:00くらいが一番いいです。
清々しいし景色もきれいだし人も少ないです。今出川(御所の南端)から烏丸通(京都のメインストリート)を南に望むと京都駅まで車一台通ってない様子を見ることができます。なかなか爽快です。
これも日の出が早く、朝は暑くないこの季節ならではの京都の楽しみ方なのかな、と。



さて、葵祭とは。
簡潔にいうと上賀茂神社、下鴨神社の祭です。
上賀茂神社、下鴨神社はそれぞれ正式名称を賀茂別雷神社、賀茂御祖神社といって賀茂氏の氏神であり、古来より京都、さらには日本の国家祭祀と密接にかかわってきた神社です。
詳細に語ると日記一つで済むどころではないのでまたの機会に。

葵祭は本来、宮中で天皇が勅使に御祭文と御幣物を授ける儀式の「宮中の儀」、天皇の代理である勅使が大勢の供を従えて両神社へ行列してゆく「路頭の儀」、両神社で勅使が御祭文の奉上や御幣物 (お供え物) の奉納を行う「社頭の儀」の三部構成です。この中で路頭の儀が有名でニュースになったりしてます。
現在は宮中の儀は行われておらず、さらに現在で勅使の役にあたる「掌典職」(天皇から直接雇用されてる)も社頭の儀にしか参加していないそうです。勅使のいない路頭の儀の主役は斎王代ですが、これも賀茂神社におかれていた斎王(斎院)にならって戦後創設されたもので、賀茂神社の祭と直接関係はないです。
つまり路頭の儀に参列してるのは勅使の代わりの勅使代と斎王の真似である斎王代。

つまり儀式として見た時に現在の行列はよくわからん行列ってことです。

saiou.jpg

ただ、まぁ神社も祭もその土地や時代の人々によって変化するってことで、まぁいいのかもしれません。
上記の写真が斎王代。着ている十二単は30kgあるそうです。
斎王代は代々神社に奉仕する社家でもなければ皇族でもない一般の方から選ばれるそうです。(去年の斎王代は皇族関係だったらしい)今年は京都府立医科大の2年生。
ただ、京都の人が満足させるだけの格があるような出自の人が選ばれてるようです。


この辺わりとおもしろいところ。
歴史的に京都で政治を行う際には京都の民衆を無視できずに京都人の感情に配慮してたそうです。秀吉の北野大茶会が例。
じゃあ京都人の感情は何で動くかといえば歴史や位などの「格」。今宮神社の祭礼でお世話になった牡丹鉾町の方も今宮神社と比較した八坂神社や斎王代に対して格という言葉を使ってました。
ただそれだけじゃなく、新しいもの好きという側面もあり、割と臨機応変になるようです。昨年の町づくりコンペでみた七条の明治建築などが印象的です。また古い漬物屋や御菓子屋も受け継がれてきたものを承継しつつ新製品を開発したりしてるわけです。
このあたりは外から見れば捻くれてるのかな、と。
ただ、これが京都が現在でも古都としていき続けてる秘訣なのかなと思うわけです。

もし、歴史的な格だけを重んじるならば、その文化は時代に取り残されて消え去ってしまうわけです。もし新しい物好きなだけだったら、文化は蓄積されず面白くともなんともないわけです。
歴史に固執するのでもなく、新しいものを作り続けるのでもなく、歴史の中に新しいものを取り込んでいく様は、まさに日本のものづくりの根幹であり、もっといえば日本文化そのものだと思います。

このあたりを考えると斎王代については単なる町おこしのイベントではなく、葵祭の格と天皇が神から人になった戦後という時代の変化のバランスの上で古来よりの神社祭礼と近代社会の中間に登場したもので、どちらかに固執するのではない京都文化ならではのものなのかな、と。


歴史だけではなく京都文化は掘り下げればかなり面白そう。


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※ なお、ここに書かれている事はすべて私個人の見解であり、所属する組織・その他関係機関とは関係ありません。

folk customs

さっき気がついたら部屋の照明カバーにヤモリが張り付いてました。
久しぶりに見た。
家守なんでそのままにしとくのも有りだけど、一部屋しかないもんだから居心地悪いし、いらんとこに入られても困るんで外にお帰りになってもらおうと思ってます。





5/6日のつぶやき
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日本の若者がかかえるリスクを含めた将来コストというのは"かなり"高い気がする。
今更感もあるが、本当に社会に従ってるだけではかなり危なく、損な人生になる気がする。当然ながら累積債務による信用低下で国債の国内消化が見込めなくなってくると金利は上がって国民負担は上がる。そういう事態になれば国による資本の食い潰しの影響で国内の資本蓄積は萎み、海外の資本への依存が進む。
国際的な競争を考えた面で20年後も競争力を保ってる企業って何社あるんだろうか。
ということを考えた時に人金モノで考えると、教育ではゆとり教育という大きな傷や留学生数の減少など見て国際的な競争力があるとは思えない。
金でいえば研究開発費は仕分けに代表されるように国のサポートも弱まる圧力にあるし、全体で見ても2006年時点で中国に負けてる。ベンチャー投資もとても競争できるレベルにない。
モノといえば言うまでもなく資源のない国なのだからあるはずもない。当然無形資産でみれば宝の山だが少子高齢化はその承継に大きな影をおとす。特許化やTRには期待だけど少し遅かった気がしないでもない。
で、国を導くべき政治はというと現在はあの体たらくだし、そもそもの強制力の源である国民の支持というものがもうずっと得られないでいるジリ貧の状態にある。そして高齢者が数の上でも資産の上でもマジョリティを占める今では制度を固定化する力の向きが非常に大きい。
日本はもう20年近く3%以下の成長率しか達成できていないが、あまり成長率が高くなっても資金需要が国債と競合するため成長できないんじゃないかという気がしてる。そして財政規律を否定するような政党が当選するような状況。今年初めに国債の格付けが下方修正されたことをどれだけの人が知っているだろう。
こういった環境の下にあることを考えた時には自分個人としてどう生きるかということを真剣に考えなくちゃいけないなぁという気になる。特に医者や歯医者もいつまでも国の保護下で安穏としてるといつ梯子を外されるかわかったもんじゃない。
なんてことを明日10時までにレポートを仕上げなければならない状況の中で考えました。また改めて日記にします。
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レポートは遅刻しました。

さて、これは当然すごーくおおざっぱなんだけど、一応事実なわけです。


これを少し考えるようになったのも先週少し話題になったテレ東での勝間×ひろゆきの対談の動画を見たのがきっかけ。
youtubeは削除されてるんで見たければ適当に検索して見て下さい。
テキスト版はこちら:http://d.hatena.ne.jp/wt5/20100503

この対談自体は議論が全然噛み合ってないし、特別価値のある対談をしてるわけじゃないです。
勝間和代の本は読んだことないし、テレビで話してるのもほとんど見たこと無かったんだけど、あまりの駄目っぷりに少々びっくりしました。
相手の言うことの本質などは理解せず「でも」「だけど」と反論を繰り返す様は自信過剰の表れですわ。
一言「なるほど」と頭に言えば生産的に議論できるのに。
そもそもJPモルガンのマーケット部門でインターンした時に中の人が「ああいう人が有名になることはあまり喜ばしいことではない」という事を言っていたのでまぁ仕事でもそういう人だったんでしょう。


ということはおいといて、日本の若手起業家養成について。
勝間女史は若者が豊かになるためにももっと起業家を増やすべきという主張で、ひろゆき氏は年取ったの方が経験も金も持ってるんだから年取った人が起業すればいいし、若者はしたければすればいいって主張。

そりゃ若者が起業した方が社会に活気が出るし、現在の日本のような金も票も高齢者がもってる、なんてことは避けられるわけです。
だけど、結論から言えばそれを日本に望むのは無理だろうという意見。

アメリカ社会は世界で見ても短所はありつつも、あらゆるものが集まって活気を生んでる成功した社会だけど、それをそのまま日本に持ってくることは出来ない。
日本の場合はまず国民性が違い、教育が違い、商習慣も違って、ベンチャー周りのビジネス環境も違うわけです。
先日書いたスタンフォードのアントレプレナーシップ講座は確かに魅力的だけど、日本の学生に同じ授業をしても同じような成果は絶対に得られない。


国試勉強中に深夜のサイゼで隣の机にいた人はどうやら現在いる会社をやめて起業を考えていたようで向かいに座っていた女の人に相談してた。というかたしなめてた。
その人は起業に非常に熱い思いをもっていてその女の人にとうとうと語っていた。で女の人が一言
「で、具体的に何やるの?」
その人、しばし口をつぐみボソッと営業ならできる、と。
クレリックのカフスシャツにノータイといういかにもな服装をしていたけど、何のアイデアも技術もなく頭の中はからっぽだったようで。
後日同じ人を同じ場所で見たんだけど今度は1人で、中小企業診断士とか起業とか書いた本を10冊ばかり積み上げ、ワインを読みながら10分ほど眺めては次の本を取りを繰り返してた。

俺の印象では日本の若手起業家ってこの人のようなイメージが強いです。
国試勉強は1ヶ月半だったけど、その間にもう一例似たようなの見ました。
熱意はあるけど中身はない、だから判子を押したように営業だとか、大学の学生相手の就職支援だとか企業支援だとかの起業が多いっていう印象がある。でそういう人が起業を考えてる人にレクチャーしたりするもんだから次の世代も頭空っぽ。

シリコンバレーやルート128はどうかというとITであったりバイオサイエンスであったりといった技術を種にする起業が主流であって、それを参考にするなら頭空っぽの人よりも技術を持った人に焦点をあて、余りに余ってるポスドクとかポスドク上がりあたりに対して町工場的起業を進めた方がよっぽどいいんじゃないかと思うわけです。

日本からgoogleやamazonを生み出そうとしても無理でしょうということ。得手不得手があるんだから。
それよりも小さな職人集団とそれらをすり合わせるトヨタのような企業体こそ日本の教育や商習慣、歴史を考えると合ってる気がする。



話は飛ぶけど政治についてもそう。
二大政党制は確かに魅力的っぽく見えるけど、果たしてそれが日本に合うのかというと別問題。合ってなかったから外国のメディアにzero-party stateなどと書かれちゃうわけです。
長らく自民党が絶対与党ではあったけど、その中には派閥という独特なシステムがあった。その中で派閥同士が政治的争いをし、派閥による疑似政権交代により実際にタカ派ハト派、大きな政府、小さな政府という政策のバランスをとっていた時代があった。その後80年代後半の「総主流派」宣言以降は派閥間の政策に差異がなくなり、その後5年で自民党が分裂して55年体制が終わった、と政治過程論の教科書には書いてあった。
で重要なのがその総主流派宣言時代の自民党で竹下派七奉行の1人として実権を握ってたのが現民主党幹事長の小沢一郎議員。

政権交代後の政策決定過程の構築を見て二大政党制を目指しているとはだれも思わないだろう。
二大政党制の弊害はその政権交代にある。
国民が冷静に政策の質や実現可能性を判断できなければ政党はバラマキをはじめとした利益誘導を行う。その代表がギリシャだったりする。
国民が判断を行うためのマスコミも議論を促すどころか一方向に向かう傾向がある。このような状況ならば、選挙運動のネット規制ではなく、マスコミでの選挙報道を規制してネットのみにした方が大分冷静な選挙ができるんじゃないだろうか。当然実現可能性はないけど。

経済を見る目と動揺に政治を見る目もすごーく重要だと思う。
自民党でも70年代まで80年代後半まで2000年まで、それ以降と全然違った性質をもつわけです。どの部分が悪くてどの部分がいいのか、といったことを見ないと予想だにしなかった結果になる。

と、過去の日記を含めてさんざん民主党のネガティブキャンペーンをしているわけですが、民主党全てが悪いとは全く思ってません。桜井先生にはお世話になったし、非常に勉強熱心で誠実な政治家だと思うし、他にも有能でまじめな民主党の政治家を何人か知ってる。
ただし、上がだめ。
昔の自民党そのままだし、自浄能力がない。政策形成過程が体系だってなく、ガバナンスがきいてない。
7sで言うと実質的なShared valueがないんだろうと推測してる。何しろ政権交代しちゃったし。
小沢議員も体調良さそうではないしいつかは引退するはずなので早くloopyではないまじめな方々に実権を握って頂きたいものです。






この日記書いてる間にイモリさんいはおかえり頂きました。

そういえば前回の日記に書こうと思ってタイトルに素馨(ソケイ)ってつけたのに書いてなかった。

毎年5月頭、気温もあがって夏の空気がただようようになると湯島聖堂付近からいい匂いがただよってきてて、それがすごい好きでした。俺にとってその匂いは季節の変化と同義だったんでその匂いがすると日記に書いてたりしたんですが、その匂いの元がわからず鼻だけで楽しんでました。


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※ なお、ここに書かれている事はすべて私個人の見解であり、所属する組織・その他関係機関とは関係ありません。

それがこの間付近の路地を歩いてたらそれっぽいにおいが!!

それがこの花。

hana.jpg

jasmin.jpg


後で調べたところ上記、素馨、別名羽衣ジャスミンでした。
この匂い、たまらなく好きです。


将来、家の庭に植えるリストが増えました。
現在のところ、柿の木とローリエの木とこの素馨也。


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素馨

生瀬 勝久ってやっぱ演技うまいなぁとサラリーマンNEO見て思いました。
テレ東が思うように見れなくてNHKに目覚める今日この頃。



さて、5月3日の話。

お昼にお師匠に誘われて下鴨神社に流鏑馬神事見に行ってきました。
場所は糺の杜内、参道に平行してはしる馬場。

流鏑馬は初めて見ましたが、馬が早い早い!

そして見事的に当たった時のなんと気持ちのいいこと!
カンという甲高い音が森に響くわけです。

で、それを少しでも絵におさめようとでかい一眼レフを持って写真撮りましたが、これまでコンデジしか使ってなかったのでうまくとれたのは一枚もありませんでした。

てことで失敗作披露。

一枚目

ijisan.jpg

どこかの知らないおじさん。
なかなかいい感じに撮れてますが、撮りたかったのは彼じゃなくて奥の下鴨神社でしか見れない公家装束の射手でした。

二枚目

gaijin.jpg

外人さんカップル。
京都は六本木くらい外人さんがそこかしこにいます。むしろ六本木にはあまりいない気がします。
ザ ニッポンの行事てことでどこで聞いてきたのか割と目に付きました。
当然お目当ては奥の射手です。



さて、肝心の成績はどうだったかというと、始祖を鎌倉まで遡る小笠原流の御曹司、トップバッターで上の写真でぼけて写ってるお方は皆中ならず。
今年はどうやら例年よりも馬がかなり速いらしい。
確かに遅い馬と比べるとめちゃくちゃ速かった。
その後も次々と走るのだが皆3つ中2つ止まり。

10人終わったところで終わりかと思ってお師匠夫妻と解散してから自転車のところまで戻っていく途中でなんと3つ全部当てた人が出た!
あれは見ていて非常に気持ちがよかったです。




さて、その夜は高校補修科早生まれ組+内1人の嫁候補で飲みました。
筍がうまかった。そして枝豆が多かった。
>タカオ
結婚式にはぜひ呼んで下さい。




次は5月5日。
この日は今宮神社の祭礼で牡丹鉾町の牡丹鉾を担ぎました。
いわゆる祭礼行列のバイトです。
京大のアルバイト紹介でトップに表示されるのは「祭礼行列員等」っていうくらい京都ではメジャーなバイトです。

今宮神社の創建は1001年。御霊信仰の代表的な神社です。
それまで祀る対象は自然であったり神様であったりしたのが平安時代初期に死者の霊を祀る御霊会が行われたのが始まりです。これは中国からの思想の流入らしい。
あと時々聞かれるんだけど、怨霊・御霊を祀ってるからといってその神社に参拝してはいけないとか、そういう神社は怖いいうのは全くもって誤り。祀ることによってその怨霊・御霊が原因と考えられる疫病や天災をおさめてもらおうというのが主旨なんだからおおいに参拝したらいいんです。
話それたけど、そうした御霊信仰の神社の祭礼で見られるのが剣鉾。
祭礼行列の先頭で邪気を払う役目があります。

今宮神社の氏子町であり、その剣鉾の一つ、牡丹鉾を賜っているのが牡丹鉾町。元々は違う町名であったのを明治時代に変えたそうです。
鉾自体は長さ5m重さは40kgほどで先の部分に剣の部分と装飾がついてます。
祭礼ではこれを4人で持って町内を歩きます。
町内の人によると昔は剣鉾を立てて歩いてたらしい。昔の人はすげぇわ。

神輿に比べたらそれほど重くないし、氏子の方ともいろいろ話して楽しかったので大満足です。
町会長さんは漬け物やさん。後で調べると八重洲の大丸はじめあちこちに出店してるそうな。店名は「近為」(きんため)なんだけどきんたまに聞こえてたなんて絶対に言えません。
また買いに行きたいと思います。




今日は近所の須賀神社の行列に行ってきます。
そろそろ夏のかおりです。
麦茶作りました。


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※ なお、ここに書かれている事はすべて私個人の見解であり、所属する組織・その他関係機関とは関係ありません。
プロフィール

udnkui

Author:udnkui
香川県出身。
京大大学院の博士院生。医科歯科卒。jazz好き。神社巡り好き。独学での法律、政治、経済、経営等社会科学の基礎知識と国会議員、外資投資銀行(米・英・欧)、学際系研究室などでのインターン経験があります。
興味事項:社会、科学、自然、芸術
日々精進してます。

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